五十にして惑わず

五十を過ぎて迷う事が少なくなったような気がします。

公認とは?

選挙一つ取っても、村議会から国政選挙まで色々ありますね。村議会や町議会、あるいは村長、町長レベルの選挙だと、ほとんどの立候補者は政党色は出していません。〇〇町長候補の中曽根氏は自民党推薦です。・・・というフレーズはあまり聞きなれません。市長選くらいになると○○党公認なんて出てきますが。

では、公認と推薦の違いは何でしょうか?

一般的に政党は、候補者への関わりが強い順に「公認」→「推薦」→「支持」→「支援」となるようです。

国政選挙を例に取りますと、公認を候補者に与えるということは、その政党が自らの党の候補者として選挙に送り出すということです。公認を得た候補者は、党から公認料として活動費が支給されたり、党所属の議員などの支援を受けられたりと、党としての支援があるようです。

対して、推薦は、資金を出すなど党を挙げて大々的にバックアップは出来ないが、理念や政策が近いので、文字どおり党として推薦するよ。といった意味合いになるでしょうか。口は出すけど金は出さない?

支持や支援は、推薦よりも政党との関わりが少ないが、まあ応援はするよ、という距離感を表すようです。

よほど知名度がある人以外は、無所属よりも、○○党公認、或いは推薦、と、何某かの「お墨付き」をもらえたら、その党の支持者からの応援もしてもらえるでしょう。

立候補する立場からすると心強いに違いありません。

だから公認争いがあちらこちらの選挙区で起こったりするのでしょうね。

公認を勝ち取らねば自身の死活問題になりかねない。

と言っても過言ではないようです。