五十にして惑わず

五十を過ぎて迷う事が少なくなったような気がします。

幹事長交代

衆議院議員選挙から一夜明け、各党の獲得議席が確定しましたね。

投票に行かれた方は、自ら投票した候補者あるいは政党の結果はどうだったでしょうか?

たかが1票ですが、集まれば何万票と大きな塊となるのです。不思議ですね。

今回自民党は、261議席となりました。前回より15議席減らしましたが、野党が統一候補を出したり、コロナ禍での自民党議員の不祥事、或いは前首相のコミュニケーション不足での国民の不信感の増大と、自公連立政権には逆風に近い情勢でありました。

その中でのこの議席。大勝に近い快勝だと思います。

その一方で、現職の幹事長が小選挙区で落選するという前代未聞の出来事が起こってしまいました。

選挙を取りきしる幹事長が、自身の選挙区で当選できないのは、党員に示しがつかないでしょう。早い段階での交代は良かったと思います。

次は茂木外務大臣とのことですが、頭がキレて英語が堪能で、能力は非常に高いとの評判でありますが、果たして自民党をうまく操縦できるのでしょうか。

幹事長に甘利氏を指名したのは総理大臣でありますから、仮に茂木新幹事長の元で、来年の参議院での獲得議席が思わしくなかった場合は、再び幹事長交代の議論も出てくるでしょうし、今度は岸田総理も安泰とは行かなくなるでしょう。

いやはや、「一寸先は闇」ですな。