五十にして惑わず

五十を過ぎて迷う事が少なくなったような気がします。

面白ければいいってもんでもない

先日のTBSの選挙特番で、爆笑問題太田光が司会をした件について、ネット上で様々な意見が飛び交いましたね。

賛否両論でしたが、「否」の方が多かったかも知れません。

TBSとしては、エンターテインメント性のある番組にしたかったのでしょうか?

爆笑問題の漫才は、時事問題を得意とし、政治問題に関しても、過去に自らの番組で何人もの政治家を呼んで議論しています。

テレビ局が太田さんに期待したのは、政治家に際どい質問をすることで、本音を引き出すとか、返答によってはツッコミを入れるなど、ところどころで笑いを取り入れながら番組を進行させて行きたかったのかも分かりません。

しかし、ネット上の反応を知る限り、評価は芳しくない結果となったようです。

因みに、私はこの番組を観ていません。

太田さんが、というより、芸人が司会する政治番組に興味が無いからです。

もっと言ってしまえば、開票即票にエンターテインメントは必要ないと思うからです。

今回の件は、太田さんの評価を下げた部分もあったかも知れませんが、元はと言えば、人選ミスです。TBSのミスだと言えるでしょう。

一時、飛ぶ鳥を落とす勢いだったフジテレビが、「面白くなければテレビじゃない」というキャッチフレーズでしたが、時代も変わったのでしょう。

今は「面白ければ何でもいいってもんでもない」と私は思います。