五十にして惑わず

五十を過ぎて迷う事が少なくなったような気がします。

出直し選挙?

今朝の最低気温が一桁台で、日中は風も強く、やや肌寒い一日でした。

こうやって、段々と冬に近づいて行くのですね・

 

本日、立憲民主党の枝野代表辞任のニュースを拝見しました。

立党以来代表を続けていた枝野さんですが、先日の衆議院議員選挙の事実上の「敗北」の責任を取っての辞任になるようです。

今までの野党は、

「今の自民党には任せられないから、野党に投票して懲らしめてやろう」

又は

自民党は長い間政権を担って来たから、驕りがある。一度民主党に政権を任せてみたらどうか」

という、あくまで「反自民」のための野党であって、旧民主党立憲民主党の「政策」が受け入れられてきたから票を伸ばしてきたわけではないと思います。

今回の枝野さんが考えた野党統一候補としての選挙対策も「反自民の受け皿を一つにして票を集中させる」というような思惑があったのでしょう。

そこに政策は見えてこなかったことが敗因に一つだと思います。

単なる数合わせではなくて、政策で闘える野党にならないと衰退して行くのは目に見えています。

今回躍進した、維新や国民民主は政策で闘う野党としての役割を得たと思います。

今後の国会運営において、政府を動かすような政策を訴え、又は実現させる事が出来たなら。今後益々勢力が増していくのではないかと思います。

増えた分の議席は、どこかが食われる事になります。それは自民党なのか、立憲なのか。今後の維新、国民民主の活躍によっては、益々政治が面白くなるでしょう。また、そうなってほしいものです。

これからの立憲は、国民が政治家に何を期待しているのかを理解し、それに伴う政策を政府に訴えていく実行力を発揮しないと危ういと思います。

まさかと思いますが、今までのように自民党の政策やスキャンダル等に異を唱えることで存在意義を保つつもりなら、どこまで衰退するのか分かりませんが、せめて社民党のようにならないでほしいものです。

今度、どなたが新しい立憲の代表になるか分かりませんが、今回の敗北の検証を十分に行って、党としての出直しを図ってもらいたいものです。