五十にして惑わず

五十を過ぎて迷う事が少なくなったような気がします。

ハバツノオキテ

今日から12月に入りました。

最近は「師走」という言葉をあまり聞かなくなったような気がします。

時代の流れなのでしょうか。それとも私の耳に入って来ないだけとか?

 

一時期派閥解消が叫ばれていた自民党内ですが、ここ最近復活の兆しが見え始めていますね。

「○○派」いう名前は本来存在せず、「○○研究会」とか「○○会」と呼んでいる政策集団のトップの名前を使っているようです。

先日のブログで紹介しました、「安倍派」や「茂木派」など歴史ある派閥が代替わりし、力を誇示し始めてるような気がします。

2020年分の政治資金収支報告書によると、トップは二階派で約2億8千5百万、次いで麻生派の約2億7千万だそうです。

因みに一番少ないのは、石原派の4千3百万だそうです。

派閥としての主な収入源は、政治資金パーティですが、何故パーティを開くかというと、それは派閥を維持するための諸々の費用のためと思われます。

政治資金法によると、政治団体でなければパーティを開くことは出来ず、会費で得た収入から経費を差し引いた金額を収益として計上する目的で催すものらしいです。と、いうことで、最初から儲けるかどうか分からないパーティは、「政治資金パーティー」とは言わないらしいです。

派によっては、パーティー券販売のノルマがあるらしく、ある大臣経験者は、600万円のノルマを課せられていたとか。

政治資金パーティの収益は、「稼ぐ力」を意味するところですから、多ければ多いほど良いのは間違いありません。派閥の力学にも多少は影響するのかも知れません。

派の収入源として、その他に所属国会議員から月数万円の「会費」を徴収しているところもあるらしく、国会議員になると以外なところでお金がかかるもんなんですね。

 

新代表が決まりました。

 

明日から12月です。

今年もあと1ヶ月となりました。

明日は流行語大賞の発表があります。今年はどんな言葉が選ばれるでしょうか。

 

本日、立憲民主党の新代表が決まったようです。

「そういえば、今日立憲民主党の代表選だったっけ?」と思うくらい盛り上がりに欠ける選挙だったと私的にはそう思いました。

盛り上がりに欠ける原因としまして、お一人お一人のキャラクターに原因があるのでしょうか?それとも目玉になる政策が出されないことでしょうか?

来年夏の参議院議員選挙を見据えた時、選挙の顔となる党首を選ぶわけですから、知名度が高い方を選ぶだろうなと思ってましたが、予想が見事に外れました。

私は小川淳也さんとばかり思ってましたが、決選投票にも行けませんでした。国会議員票は四人の中では2番目でしたが、地方議員票で落としましたね。小川さんでは安定感に欠けるとか、共産党との共闘を続けるかも知れないとの警戒感があったのかも知れないと想像します。

国会議員には人気があっても地方では今一つなんて、石破さんの逆を行ってますね。

新代表となる泉健太さんは、京都3区出身で、なんと29歳の時に衆議院議員選挙2回目の挑戦にして初当選。以後当選8回となってますが、まだ47歳です。

自民党小渕優子さんも47歳で当選8回です。彼女は世襲でしかも元総理の娘ですから、ある意味、納得がいく所もあります。一方で泉さんはたたき上げですから、選挙に強い方なのかも知れません。

自民党にいたなら、とっくに何かの大臣になってたかも知れませんね。

泉代表になって、今後の立憲がどう変わるのか。今までと変わらないと見られたのなら、来年の選挙はまた仲間を減らすことになるかもしれません。

www3.nhk.or.jp

モテギハ発足

飲食店での参加人数の制限が撤廃されている地域もあり、飲み会が苦手な人にとっては悲報となっているようです。

そういう僕も悲報と受け取れる一人ですが、参加したくなければ断る勇気も必要でしょうね。

お金払ってまで不快な思いをする事もないでしょう。

 

さて、今日も政治のお話です。

故竹下元総理の弟の亘さんの死去に伴い、竹下派の会長が現自民党幹事長の茂木さんに代わりました。新聞等では会長が代わることを「衣替え」と表現しています。何故こういう表現をしているかと言えば・・・・・分かりませんでした。

竹下派は、故竹下登元首相が田中角栄率いる田中派から袂を分かつ形で創設した派閥です。

同じく元首相の故小渕さんや故橋本竜太郎さんが会長を過去に務めたこともあります。

所属議員は、最盛期は100名を超す大派閥だったようですが、今は50名足らずのようです。

新会長の茂木さんは、経済産業大臣外務大臣を務められ、今や自民党の幹事長です。

今回の会長就任で、また一歩総理大臣への道が近づきました。あと足りないのは人望だけでしょうか。

我が道を行く事も大切ですが、悲願達成のためには融和団結も必要です。

ここは一つ、「聞く力」でもって時期を待ったらいかがでしょうか。

 

 

一緒になる?それとも別れる?

昨日の日本シリーズ第6戦も熱戦でしたね。

テレビを通して、選手の吐く息が白いのがはっきり見てとれた所を見ると、相当寒かったのでしょう。

両チームの皆さん、夜遅くまでお疲れ様でした。また、毎試合見どころのある日本シリーズを見せてくれて有難う御座いました。

 

で、また政治の話です。

共産党が、来年夏に行われる参議院議員選挙での活動方針について、野党統一候補での戦いを継続するようです。

立憲民主党の新たな代表が共産党との関係をどう位置付けるのか不透明ではありますが、共産党はやる気マンマンのようです。

「打倒自民党」の目標の下で、一つ一つが弱小の党が纏まれば、いつか巨人を倒せる!

とお思いでしょうが、前回の衆議院議員選挙では、立憲は比例で議席を減らしています。と、いう事は、共闘しても、自らの党だけの事を考えると、少なくとも立憲にとっては旨味はそれほどでもない。小選挙区議席を増やす事は出来ても、トータルで減っては意味がないと考えているでしょう。

おまけに、今の維新の勢いが持続すると考えると、参院選議席を減らす可能性が高いと思われます。

共産党からラブコールを送られている立憲はどうするのか?

早速新リーダーの手腕が試されるところですね。

石原は伸晃さんだけじゃない

今日は風が冷たく、ウェザーニュースによると年末並みの寒さということでした。

来週には12月に入りますから、本格的な寒さが到来してもおかしくありませんね。

 

先の衆議院議員選挙において、自民党の派閥の領袖である石原伸晃さんが今回落選してしまいましたね。国土交通大臣や党幹事長党を歴任し、2008年と2012年に総裁選に出馬するなど、一時期勢いがあったのですが、最近は、テレビを通じてですが、お年の割には何か疲れている様子が窺えました。

今回の選挙では、立憲、共産党等の統一候補と維新との三つ巴でしたが、統一候補に敗れてしまい、比例も一歩及ばず、という結果になってしまいました。

石原派の会長も辞任する意向ということで、石原派は今後どうなるのでしょうか。

その伸晃さんに現職の国会議員の弟さんがいますね。

石原兄弟の三男、宏高さんです。(因みに次男が良純さんです)

2005年に衆議院議員初当選後、現在まで当選5回ですが、今回の選挙では比例での復活でした。外務政務官や環境副大臣も歴任されていますが、石原家としては、今一つ華やかさに欠ける気がしてなりません。

弟なので、当然父は慎太郎さんなわけですが、この方や伸晃さんに関しては、ほとんどオーラを感じません。少しは尖った面があっても良いくらいです。

国会で質問している様子も見かけませんし、テレビやネット、新聞等を通しての政治活動がなかなか見えてこないので、議員としての活動が全く分かりません。

ユーチューブで国会に質問に立っている動画を探したのですが、見つけられませんでした。

名前を見聞きするのは、選挙の時くらいです。

このままだと、宏高さんも次の選挙は比例も通らない可能性もあるかも知れません。

いっその事、良純さんにバトンタッチしても良いのでは?

 

生活の党と山本太郎となかまたち

CMや街の店などには、クリスマス関連の商品が目に付くようになり、時の流れの速さを実感しています。

若い時は何をしても楽しかったものですが、今はクリスマスといっても私にとって何の感慨もない事に寂しさを感じたりします。

 

タイトルに掲げた「生活の党と・・・」は、テレビ番組のタイトルではありません。

と、言っても私も最初は「生活の党と山本太郎とゆかいな仲間たち」とばかり思っていました。(その昔、ムツゴロウとゆかいな仲間たちという番組がありましたが・・・)

生活の党と山本太郎となかまたち」は正式な政党名でありました。

過去形で示しているとおり、今は別の党名となっています。

2012年に小沢一郎さんが旧民主党を離党し、「国民の生活が第一」という新党を設立し、その後「日本未来の党」と合併し、「生活の党」に党名を変え、2014年12月、その当時無所属であった山本太郎さんが生活の党に入党し、「生活の党」から「生活の党と山本太郎となかまたち」に党名を改称、2016年には「自由党」へ改称しています。

2012年から2016年初めまでの短期間で、小沢さんは「民主党」⇒「国民の生活が第一」⇒「日本未来の党」⇒「生活の党」⇒「生活の党と山本太郎となかまたち」⇒「自由党」と政党を渡り歩いています。

「政界の壊し屋」という異名を持っているようですが、渡り鳥でもあったわけです。

現在小沢さんは立憲民主党所属であり、山本さんはれいわ新選組を創設しています。

山本太郎となかまたち」、なかなか面白いネーミングだなと感心しました。

 

 

ニカイさん語録

朝の犬の散歩が日々辛く感じるようになってきました。

今日は、やや厚手のジャンパーを着て行って来ました。

春が待ち遠しいです。

 

さて、今日は久しぶりに自民党元幹事長の二階先生のお話です。

二階先生は失礼ながら、お年の割にはお元気で、発する言葉が勘違いも甚だしく、毎日毎日、今日は何を言ったのかな?と楽しみで仕方ありません。

自民党にとって話題に事欠かない、貴重な人災・・・いや、人材ではないでしょうか。

先日も都内で行われた講演において、先月の衆議院議員選挙で大阪府内15の選挙区で日本維新の会に全敗したことに対して、

「『儲かりまっか』という前にもっと政治しっかりやれっていうの。儲からないっていうんだよ。もっとしっかり政治をやらなきゃ」

自民党大阪支部に激励をしたもようです。

また、菅総理時代に幹事長交代を告げられてことに関してこう述べたらしいです。

「菅氏が『辞めてもらう』なんて言う資格があるか。任命権者だと思っていたら大間違いだ」と不快感を示し、

「5年2か月も(幹事長を)やったらこっちが辞めさてもらいたい」

その後、講演の司会者から、「菅氏と対等な関係か」と問われると

「対等でも何でもないけど、生意気言うもんじゃないよ」

と、お言葉を述べられたようです。

幹事長を任命するのは、総裁であると思いますので、任命権者は菅さんであったと思いますが・・・。

また、対等でも何でもないと仰るなら、どちかが格上ということなんでしょうか?

「対等でも何でもない」の表現が庶民の私には理解しがたく、さすが二階先生だと感心しました。

今後とも、私のブログのネタに困らない発言を期待しております。